進む寺離れ 取り残される供養心

2018年12月20日

お葬式②

 最後にお寺を訪れたのはいつですか。この秋、紅葉を見に有名なお寺へ行った、という人も多いかもしれませんね。では、ご自身の菩提寺へはどうでしょうか。

 当社(ユニクエスト)の「小さなお葬式」を依頼される人の中には、お葬式を頼むお寺がないので寺院を紹介してほしいという人が4割ほどいらっしゃいます。この数字に対しては「案外少ない」、「納得」、「そもそも菩提寺って?」など、さまざまな声が聞こえてきそうです。

 菩提寺とは、先祖代々がそこにお墓をもっていたり、仏事を依頼するお寺のことです。しかし近年は仏教離れが進み、菩提寺との付き合いも希薄化しています。いざお葬式を執り行う時に、ご自身の宗派がわからないという声もよく聞きます。

 浄土真宗本願寺派総合研究所などが実施したアンケートでは、「仏教」に悪い印象を抱く原因として、「お坊さん」が25・3%と突出しています。お坊さんが悪印象を抱かれる理由としては、「人に対する態度」(22・8%)が最多。次いで「金銭感覚」(18・5%)となっています。また、直近の葬儀で不満を覚えたことは? という問いに対して1位は「不満はない」(32・9%)。2位は「お布施の額」(13・3%)という結果も出ています。この結果に、一部のお寺は危機感を抱いています。

 一方、「小さなお葬式」では、葬儀の際にお坊さんを手配した方が葬儀全体の満足度が高いという傾向が出ています。そうしたことから、お寺との付き合い方はわからないが、供養したい気持ちはあるという人が多いのではないかと当社は考えています。

 そんな供養心を満たすため、そしてお寺と一般の方をつなぐ架け橋になりたいという想いから、「小さなお葬式」は今年8月、150寺院の僧侶と「お寺の今後を考えるサミット」を開催し、情報交換を行いました。

 また、「お坊さんを呼びたい。だけど費用は抑えたい」という方々に反響をいただいているのが、「てらくる」です。当サービスは全国の寺院と提携し、定額で出仕手配をしています。そのため、普段お寺と付き合いがなくてもお布施代に悩まずに故人様を供養することができます。お葬式の寺院手配の場合、プランによりますが、一般的なランクの戒名を含んで5万5000円で手配しています。

 時代とともにお寺も変わりつつあります。前時代的なものとして何となく距離を置いていた人も、お葬式や法要で今後困る場面があるかもしれません。その時に不本意な選択をしないよう、日頃から仏事について情報収集してみませんか。

(ユニクエスト「小さなお葬式」0120・926・361)



株式会社 ユニクエスト・オンライン

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