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座談会の様子

特別座談会 シニアライフよろず相談室アンバサダー元フジテレビ看板アナウンサー
福井 謙二さんと考えるシニアライフの安心

シニアライフよろず相談室は、相続、終活、介護などの分野で質の高いサービスを手掛ける専門家・企業とのネットワークを軸に、シニアライフのさまざまなお悩みをご相談いただける態勢を整えています。

こうした専門家・企業の皆さんをお招きし、相続、終活、介護の3つの観点から、シニアライフの安心と専門家・企業のノウハウの活用について、語り合いました。

<特別座談会参加者>

左側手前から時計回りに
福井 謙二

シニアライフよろず相談室アンバサダー福井 謙二 さん

1953 年広島県広島市生まれ。慶應義塾大学商学部卒業後の 1976年 4月、フジテレビにアナウンサーとして入社。
以後、スポーツ実況の第一線で活躍。1994年から 5年にわたり『プロ野球ニュース』のメインキャスターを担当。
同時に多くのバラエティ番組にも出演し、特に『料理の鉄人』の実況で不動の地位を築く。
2013年から 2017年にかけては文化放送『福井謙二 グッモニ』で初のラジオレギュラー番組の
メインパーソナリティーを務めた。熱狂的広島カープファンとして有名。

■主なテレビ出演歴
  • 「プロ野球ニュース」メインキャスター
  • 「料理の鉄人」実況
  • 「タモリのジャポニカロゴス」
  • 「平成教育委員会」出演
  • スポーツ中継全般ほか

相続手続きは複雑で大変!経験者が語る専門家活用のススメ

檜垣

「相続、終活、介護の 3つの観点から、シニアライフの安心と専門家・企業のノウハウの活用について考えるという今回の企画ですが、まずは、相続について。実際に相続をご経験された福井さんにまずお話を伺いたいと思います」

福井

「数年前、両親を相次いで亡くした時は、自分で色々調べながら相続手続きを進めましたが、本当に大変でしたね。預金口座の解約 1つとっても、相続人全員が署名・捺印した遺産分割協議書、相続人全員の印鑑証明書、被相続人の出生から死亡までの連続した戸籍謄本など、たくさんの書類が必要で・・・」

廣木

「財産に関する相続手続きは、➀戸籍を収集し、相続人を確定⇒➁相続財産の調査により財産目録を作成⇒➂相続人全員による遺産分割協議(亡くなった人が遺言書を作成しておらず、 相続人が複数いる場合)⇒➃亡くなった人の財産の相続人への名義変更、という主に4つのステップを経て完了します。 普段の生活ではなじみのない書類の収集や、通帳や取引残高報告書等を手掛かりに相続財産の全体像を 特定していく作業をストレスに感じる方は多いと思います。

それから、遺産分割協議。相続人全員の同意が必要となりますが、誰かがリーダーシップを取って調整役を務めないと、なかなか先に進まないというのが現実です。遺産分割協議がまとまれば、 その内容を遺産分割協議書に落とし込む作業も必要です。

遺産分割協議が終わった後の名義変更手続きも時間がかかります。不動産の相続登記は、不動産が多い場合や遠方の場合などは、相続人ご自身がやるにはかなり大変な作業になりますし、 福井さんがおっしゃった預金口座の解約も、必要書類をそろえた上、平日に各金融機関の窓口に出向く必要があり、 数が多いと大きな負担になってしまいます」

福井

「本当にそうですね。こうした相続手続きを専門家が代行してくれるサービスがあることを、実は最近になって知ったんですね。当時知っていたら、迷わず利用したのに、と」

廣木

「みつ葉グループでは、『遺産整理業務』といって、複雑で大変な相続手続きを代行させていただくサービスをご提供しています。相続手続きでお悩みの方は、お気軽にご相談いただけたらと思います」

遺言書、民事信託。元気なうちの対策が重要

檜垣

「相続手続きだけでなく、みつ葉グループさんは、相続対策をサポートするサービスメニューも充実していますよね?」

廣木

「はい。遺産分割をスムーズに進めるためには、遺言書の作成が有効です。公正証書遺言書作成サポートにおいては、実務経験豊富な専門家ならではのアドバイスを心がけています。また、超高齢社会の進展に伴い、認知症高齢者の数は年々増えており、団塊の世代全員が 75歳以上となる 2025年には、65歳以上の認知症患者数が 700万人を超えてくるという推計値が発表されています。 認知症を発症し、判断能力が不十分な状態になると、自分自身でお金や不動産の 管理・処分ができなくなってしまう可能性があります。 このような「財産凍結リスク」に備える手法として有効なのが「民事信託(家族信託)」です。 「民事信託(家族信託)」は、信頼できる家族との間に信託契約を締結し、金銭や不動産などの財産の管理や承継を、元気なうちに託しておくという新しい財産管理の手法です。 みつ葉グループでは、民事信託(家族信託)コンサルティングにも力を入れています」廣木 涼
みつ葉グループ
司法書士・行政書士
廣木 涼 さん

福井

「認知症対策の切り札としての民事信託(家族信託)。最近よく聞きますよね。私も今、勉強中です。また色々教えてください」

廣木

「もちろんです!元気なうちの早めの対策が重要ですね」

相続税対策・相続税申告は、税理士選びが重要

檜垣

「さて、遺言書や民事信託(家族信託)もそうですが、相続の生前対策と言えば、まず相続税対策を思い浮かべる人も多いと思います。2015年の相続税改正で基礎控除額が大幅に引き下げられたことを契機に、相続税を意識する人が増えてきていると思います。福井さんは、いかがですか?」

福井

「そうですね。とりあえず、子供への生前贈与は考えてみようかと思っています。年間 110万円までの基礎控除がある暦年贈与、子供の住宅取得資金を贈与する際に一定限度額まで贈与税非課税となる特例など、本やインターネットで色々調べているんですが、書かれ方が微妙に違っていたりして、実際に実行に移す上では不安が残ります。気軽に相談できる税理士の先生がいてくれたらな、というのはありますね」

長野

「どうぞ我々税理士にお気軽にご相談ください(笑)。ただ、お医者さんの世界もそうですが、税理士も法人税、所得税、相続税など、それぞれの専門分野があります。相続税に詳しい税理士は、意外と少ないのが実情です。相続の生前対策や相続税申告にあたっては、相続に強い税理士へのご相談をおすすめします。手前味噌ではありますが、アイユーコンサルティンググループでは、年間 515件の相続税申告・資産税案件への対応実績(2020年実績)があり、豊富な経験をもとに、さまざまな個別の事例に対応可能です」

檜垣

「相続税の申告においても、相続税にあまり詳しくない税理士の先生が担当すると、結果的に申告税額が大きくなりがち、というような話もよく聞きますね」

長野

「財産の評価、特に土地の評価の仕方において、ノウハウの差が顕著に現れるという面はありますね。評価額を減額できるポイントや適用可能な特例を知らないと、結果として申告額が大きくなってしまいます。 税務署は税金の申告漏れは指摘しても、『納め過ぎ』は教えてくれませんから、適正な財産評価をできる税理士選びは重要ですね。 アイユーコンサルティンググループにご依頼いただいたお客様の顧客満足度調査にて97.76%と非常に高い評価をされており、丁寧な対応、業務のクオリティには定評があります。 在籍税理士は 17名。うち 4名は女性の税理士です。さまざまなお客様に寄り添い、相談しやすい環境づくりを大切にしています。初めての相続で不安な方も安心してご相談いただけます」長野 拓矢 さん
アイユーコンサルティンググループ
東京事務所長 税理士
長野 拓矢 さん

福井

「いやぁ、頼もしいですね!後でゆっくりお話しさせてください(笑)

お墓の跡継ぎがいない!顕在化するお墓の承継問題

檜垣

さて、続きまして、『終活』について考えてみたいと思いますが、社会構造の変化の中で、最近、伝統的な供養の在り方の維持が難しくなってきていると言われています」

神谷

「そうですね。わが国では、亡くなったら先祖代々のお墓に入るという供養の方法が一般的でした。しかし、少子高齢化、核家族化や単身世帯の増加、地方の過疎化といった社会構造の変化の中で、先祖代々のお墓を一族で承継し、守っていくという伝統的な供養の在り方の維持が、難しくなってきています。 お墓を承継する人がいなくなれば、無縁墓となる可能性が高くなります。無縁墓になると、管理も手入れも行われないため、お墓の周辺環境は急速に悪化し、最終的には撤去されてしまいます。 このような事態に陥ることを避けるため、いわゆる「墓じまい」を含むお墓の改葬の件数は、2010年から 2018年の 8年間で約 1.6倍に増加しています」

福井

「確かに悩ましいですね。私は広島市の出身で、先祖代々のお墓は広島にあります。一方で、私も含め、きょうだい全員首都圏で暮らしていますので、いずれ何とかしないといけないんですよね・・・」

神谷

「墓じまい・改葬の場合のお墓の移転先については、永代供養墓をおすすめします。仮に一般的な霊園に改葬した場合、どこかのタイミングでお墓の跡継ぎがいなくなってしまったら、無縁墓となるリスクが再び浮上します。 お墓の掃除等の管理体力がかかるほか、霊園への管理費の支払い負担もあります。 永代供養墓の場合、『宗旨・宗派不問』としていることが多く、お墓の跡継ぎがいなくなっても、寺院や霊園が永代に供養・管理してくれます。 また、管理費も不要ですので、離れて住むお子様が管理費を負担することもありません。 ひと昔前の永代供養墓は、合祀(ごうし=ほかの人の遺骨とともに 1か所に埋葬されること)タイプがほとんどでしたが、 最近では多様なニーズにこたえるため、個別に納骨するタイプ、夫婦で入れるタイプ、自然豊かな場所に設けられる樹木葬タイプなど、さまざまなバリエーションが増えています。 一定の安置期限を設けた後、合祀となるタイプが多いですが、安置期限が設定されていない個室タイプのものもあります」神谷 春菜 さん
株式会社エータイ
(永代供養墓普及協会)
経営企画部
神谷 春菜 さん

福井

「どんなタイプが最適なのか、しっかり選んでいきたいですね」

神谷

「株式会社エータイは、『永代供養墓普及会』の事業ブランドで、首都圏 50ヶ寺以上の提携寺院に対し、永代供養墓開発等のコンサルティングを行いつつ、最適なお墓を探す人たちとこれらの寺院の永代供養墓とを橋渡しするビジネスを手掛けています」

福井

「具体的な話になりましたら、是非相談させてください!」

生前に自身の葬儀内容を決め、費用を預託

神谷

「最近の終活ブームの中で、『臨終後、ごくわずかな時間内で、バタバタと葬儀を手配するような負担を子供たちにかけたくない』、『遺族に葬儀を任せても自分の思い通りの葬儀になるとは限らないから、元気なうちに自分で決めておきたい』というような理由から、 ご自身の葬儀の内容をご自身で決め、費用の支払いまで済ませてしまいたいと考える方が増えてきています。 このようなニーズにこたえるべく、当社では、生前にご自身の葬儀費用を預ける葬儀プラン【ぶりす】を開発しました。 このプランでは、まず、ご自身が希望される葬儀の内容を当社にご共有いただき、打ち合わせを経て、契約を交わし、葬儀費用をお預かりします。 お預かりした葬儀費用は、当社からみずほ信託銀行に信託し、当社の資産とは分けて全額分別管理しますので、安心です」

福井

「これは、面白い!個人的にすごく興味があります」

在宅介護を知り尽くしたプロが施設探しをお手伝い

檜垣

「最後に『介護』について考えてみたいと思います。福井さんは、ご両親の介護は経験されたんでしょうか?」

福井

「はい。先ほどもお話ししましたように、私の場合、実家は広島なんですが、きょうだいは全員首都圏で暮らしています。ローテーションを組んで実家に帰って・・・という介護でした。 フジテレビの先輩や同僚からも介護の大変さを聞いていましたが、親と同居している場合とはまた違った大変さを痛感しましたね」

花堂

「福井さんのように、ごきょうだいで協力できればいいのですが、責任感の強い誰か 1人だけが介護を背負い込んでしまうような場合、肉体的にも精神的にも、極めて大きな負担になります。『最後まで住み慣れた我が家で暮らしたい』と願う人が多いのは事実ですが、何かのきっかけで在宅介護が限界を迎える局面が出てくることもあります。 株式会社アスモは、訪問介護や居宅介護支援、福祉用具レンタル・販売等を通じて、在宅で生活を送る高齢者をサポートする介護保険サービスを展開してきましたが、 在宅介護で苦労されているご家族の皆さんに寄り添い、解決策を見出していきたいとの思いから、『シニアハウスコム』の事業ブランドで、老人ホーム紹介事業を立ち上げた経緯があります。 『シニアハウスコム』では、関東圏全域の民間企業が運営する老人ホーム・介護施設を対象に、最適な施設探しのお手伝いをしています」花堂 博子 さん
株式会社アスモ
(シニアハウスコム)
相談員
花堂 博子 さん

福井

「在宅介護の現場を知り尽くした皆さんに、老人ホーム・介護施設選びを相談できるとは、素晴らしいですね。安心感が違いますね」

花堂

「ありがとうございます。長年在宅介護事業に携わり、これからも介護利用者やご家族の皆さんと接してきた現場の経験を活かしたお手伝いを心がけていきたいと思っています。また、この活動が、社会課題でもある『介護離職防止』にも貢献できたらと考えています」

檜垣

「皆さん、本日は、ありがとうございました。本日お集まりいただいた皆さんのように、優れたノウハウや真摯な想いを持って、シニアライフの安心のためにお仕事をされている専門家や企業担当者の皆さんは、たくさんいらっしゃいます。 私どもシニアライフよろず相談室は、相続、終活、介護など、さまざまなお悩みを抱えられたシニアの皆さんと、専門家・企業の皆さんとの橋渡し役を務めることで、シニアライフの安心の実現に貢献していきたいと考えています。 できるだけ多くの皆さんにご利用いただけるよう、頑張って参りたいと思います」(終)